上二人と年がぽっこり離れてる分だけ
いつまでも子供っぽい感じの抜けないぷ~ち少年ですが
ちゃ~んと育ってるんだわよ~って再確認することが起きたんだぜw
クラスの中でなにかと突っかかってくる女子がいるらしく
そいつに嫌味言われても何しても
相手は女子なんだから俺は手だけは上げちゃいけないぜ!
ってこらえたもやつきを晴らすのに
ぷ~さんはトイレの壁のひびに一蹴りくらわしちゃったそ~で。
まぁ、ひびはちょびっと大きくなりますわな。
ま、男の子だもんな。そゆこともあるだろ~さ。
更にその後便乗してひびを蹴りつけたやつが居るらしいとか
せんせがこそこそゆってたがそ~んなこたぁど~でもいい。
だがしかし、親としては先ずは相手に手を挙げなかった事だけは誉めておこう。
人や物に当たる事がいけないと教えたい先生方の気持ちは重々承知。
名乗り出られるならば名乗り出ろとの言葉に名乗り出た
ぷ~ち以外の便乗犯は居なかったんだけどねぃ。
ざま~みろ。今を隠れきってのちのち罪悪感で苦しむがいいよ。
と、内心暴言吐きつつ壊した壁の修理代は出世払いで一時親が立て替えてやるぜ。
ひびの修理代で物を大事に使うんだと心に刻みこめるってんなら安いもんだ。
↑
いや、実際もっと体が育ってきてからだと壁に大穴空けてもおかしくないしな。
「個人的ないらいらで先生方にたくさん御心配おかけしまして済みませんでした。」
その一言が教頭に対してのぷ~ちの言葉だった。
「おかあさん、この子はだいじょうぶです。多分もう物は壊さないです。」
「そうですね、少なくとも物だけはもう大丈夫だと思います。」
その僕と教頭とのやりとりで一瞬あっけにとられた先生方の顔と、
何かを確信したような教頭の笑みが印象的だった。
もやっとする時期に入った命に
あれは駄目これは駄目とやる前から止め切っていれば
大人はとても生きやすくて楽だろう
その代わりに踏みつぶされたもやつきが
でかく育ったら被害者面する大人が居る様な気がする。
僕はこどもにそんなせこい生き様を見せる大人になんかなりたくないさ。
思春期のちょこまかともやつきを吐き出した失敗に近いものの時
こうして正しく注意できるチャンスだと思えばこそ
豪快な親の振りだってなんだって僕はする。
こどもには
世間体とかそんなもの教える前に教えるべき事なんざたんまりあって
それをないがしろにしてるくらいなら勉強できなくてもかまわんの。
自分に必要な知識ならこどもはいずれちゃんと自分で頭に叩き込むから。
叩き込んでも入らないものは心意気とか感情とかそんなものだよ。
それだけは体験しないと入りゃしないんだ。
ルールや常識を守りきるだけが心意気じゃない。
心意気ってのは自分の中の芯にどかっと持つべきポリシーなんだ。
それを3人分体験しあいながら育てきった時
僕はやっと親の役目を放棄して僕個人として生きるから。
それまでは世間一般の事なかれ主義とは一線を画して生きて見せる。
[2回]
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