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  posted by at 21:31:17 │EDIT
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ちまりちまりと進んでおりますw

  posted by BAKU2 at 18:13:31 │EDIT
今日の和裁は裾の三つ折りぐけの続きから。

襟肩2寸5分、おくみ下がり6寸5分、褄下2尺5分の寸法を取り直し、カギ丈を算出。
布が重なっているところ2か所(斜線分と褄下のぎりぎり)×2枚にしつけ(太)

襟用の長尺からとも襟丈1尺1寸8分+ゆとりで1尺3寸を算出、切りだして置く。
万が一長さが足りない時にはとも襟を先に柄合わせで算出し、
残った長さを剥いで本襟を算出。
剥ぎは必ずとも襟の中に隠せる位置(この場合1尺3寸)に作ります。

残っている端切れをバイアス方向に熨し、補強布を作ります。
襟肩2寸5分×2倍プラス3分の長さに揃え、中心線を出しておき
山から3分でしつけ(太)をしておく。
襟肩の長さの位置にはへらで印をつけておく。
↑襟を縫い込む時に一緒に2分5厘で縫い込む事になります。
(出来あがりのきせの線から2分幅で綺麗に出ている状態になるように)
------------------------------------------------
着物ってやつは大体基本形が同じで、
ところどころしか違わないらしいですねw
その違いが大事なんだと思うんですが
間違えやすくなるんですわ~縫う方はw

ちなみにセンセは今 紗 という単衣ものを縫ってます。
裾の拵えの時に段差が見えてしまわないように
裾の縫い代の折り込みが太い三つ折り状態になってます。

先輩が縫って居るのが留袖用の長襦袢。
寸法どりの段階で細やかに確認とかチェックとかしておられます。

下に着るものなので
それぞれの身体の寸法に合わないと着づらくなっちゃうからだそうです。

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久しぶりに

  posted by BAKU2 at 01:39:49 │EDIT
 午後から和裁に行ってきてました。
アンサンブルの続きで、裾の額縁づくりと三つ折りぐけです。

部分的な詳細は以前にも記入しているので書きませんが、
基本の縫い代は全て4分5厘で、額縁の折り返しは倍の9分で斜線。
くけ幅は当然4分5厘の半分に納まります。
織りこみ部分の分厚いところは
縫い代だけきりおとしを1分しておかないと綺麗には出来ませんよ~w

この切り落としの部分を革での縫いものでは削ぎ落としって呼びます。
ま、要らない知識かもしれませんが一応w

三つ折りぐけは 褄下2尺5分+ゆとり5分+おくみ部分斜線追加2寸の2尺3寸を先頭に、
裾をぐるりと廻り反対側の褄下(同寸)までを一気に。
布の重なる部分の段差の位置で必ず極小のバッテン留めと、
額縁部分の角のところでの渡し縫いを忘れずに。

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半襟付きましたw

  posted by BAKU2 at 22:46:33 │EDIT
 前回までに表側の縫いつけが出来ているので、
襟に沿わせてぴしっと半襟を折り、縫い代もきちっと合わせてたるみなく納めてくけます。
裏側は微妙に半襟を裾に向かって引き気味に押さえると綺麗に仕上がるのディスよ?

やり過ぎはひきつれの元なので微妙にですからw

できあがりを襦袢たたみにしたら仕上がりです~w
あ、その前にしわが出来てるところがあったらちゃんと裏からアイロン掛けてね~?

--------------------------
んじゃ、やりかけのアンサンブルの単衣に戻りまっす~♪
とりあえずおくみの縫いつけ(両方)が終わっていますので、縫い代をくけましょうw
縫い代を3分でヘラ打ちし、なるべく平らに置いて押さえ、くけていきます。
くける距離は裾から2尺、端から5分の位置の点と、
おくみ付けを結んだ斜線よりくけ線上の5寸くらい上までの位置を見つけて貰って、
そっから裾まで.......あ、そうそう、裾側だけ4分5厘~5分程くけ残すのですよん?
もう何度か同じ手順書いているのでここが裾の折り代の為だって事は解ってきたかなっ?

もし、布が上手く収まらない時には面倒がらずに何度でもやりなおし♪
此処で綺麗にくけきれていないと綺麗には仕上がってくれません♪

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半襟縫いつければ~w

  posted by BAKU2 at 23:02:52 │EDIT
 襦袢を縫い上げましたなら、
購入するときに、あらかじめ選んで一緒に購入しておいた半襟を縫いつけます~w
基本の半襟のままだと白無地なのでつまんないことこの上ない上、
ここだけレーヨンなんだもの。←そんなんやだもん。
半襟は、着付けの流行で多めに出す事もあるとかですが
基本的には留袖よりは振袖の方が多めに出す物なんだそうです。
色の綺麗なもの、織りが模様になっている物、
刺繍が綺麗なものなど可愛らしいものなんかも沢山有るんですね~♪

そんな半襟の中から今回は桜模様の刺繍入り(一部金糸)をチョイス。
個人的な意見としては、刺繍がもう少し出せる部分に重点を置いてデザインして欲しいかな。
全体にせっかく花が散っていても、金糸の花が隠れがちな位置にあったり
配置が妙だったり.........いや、平面で見ると綺麗に散らばってるんだけど(苦笑)
襟に付ける為に縦半分にすると絶妙に惜しい配置なんだわ。。。

縦半分にしたものを背中心で一旦合わせて見つつ、裏表両方の模様を見ます。
で、なんとなく~の勘でどっちを上に持ってくるか決める。
で、それを縫い代の微妙な調整でいい所に持ってくるとかするわけです。

必要な長さを輪にしてから計り、残りを折り上げてしつけで納めて置き、
決めた縫い代を縦方向にぐるっとへらでしるしをして一目落としで留めます。
おもてがわに5厘のかぶせをしながら綺麗に平らに抑え、くけで留めて行きます。
その後、きちっと襟に沿わせて裏に折り、縫い代を決め直してうらがわもくけます♪
女物の場合、半襟は帯や小物や季節感に合わせて取り換える事も多く
ついでに汚れやすいので外して別に洗う事も出来る為
さほど細かくはくけなくていいです。

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ほぼ完成♪

  posted by BAKU2 at 19:50:58 │EDIT
 ♪な~がったらしい振袖を~身ごろにちょこまか縫いつける~♪

うん、くっつける直前に施す留めがこんぐらがりそうで現実逃避でした(ひゃはは)
なにしろ振袖ですから、おてんばな事するとすぐに袂から襦袢の袖がはみ出る訳です。
その為にあらかじめ袖が袋状になってて裏の縫い目が見えないようになっている訳でw

するってぇと袖付け位置では身ごろ側の袖付け位置に布が3枚あるのですなw
それを袖付け位置で前と後ろで2回留めをするのですね~。
そですね、袖の2枚で見ごろを挟む感じですが、
そこにバッテン留めと3回縛り止めをするのだわ。
これがまた........2枚なら!とか纏まってりゃ!とか思うところで3枚ばらけてる...orz
しかも布地に針を通す順番を間違えたり糸の隙間に針が通ったりすると出来ないんだわ~w

細かすぎる注意点なんか、指でしか覚えてないわいw
メモした時点でこれなんだっけ?になる事請け合いよwww

だから留め方の説明は省略ね(.......ヲイ)

で、袖の表側の1枚をとりあえずきちんと縫いつけ~、裏側の1枚をくけつけ~
身ごろ側の縫い代を三つ折りぐけしまっすw

ん。これで一応振袖用長襦袢の仕立てなおしが終わりました~ぃw

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身ごろの終わりが見えてきたw

  posted by BAKU2 at 18:14:28 │EDIT
 裾の三つ折りぐけをのんきににょこにょこ午前中。
そのまま解いて置いた襟裾の拵えに入ります~。

直しなので、裾の出来寸法に合わせて行くのですよん?
つまり、先に解いてしまった布表側の縫いつけ部分を普通に縫い直しておくのです。
襟は当然ですが2つ折りになっているのでそうっとゆとり分を引きだしてから縫うですよ~♪

襟裾を出来るだけ平らに広げて裾の出来上がりに合わせてへらを打ちます。
表側はぎりぎりを、裏側は2~3厘控えて。←裾の上にちょっと被るあたり
縫ってある側を挟んでくけ台で軽く引っ張り、ヘラどうしを繋ぐ直線にチャコ。
ここが襟裾の出来上がり寸法になります。
チャコの線から2分下がったところにへらで印を入れ、裏から先ず縫うのはそこだ!
その後、ぬいしろの折り控えやら角山出しなんかを綺麗にしてから
とも糸で手前側の袋から抑えの手を入れ、待ち針をそっと外しながらしつけ。
このときうっかり引っ張り過ぎたりすると角山がずれてやりなおし。
まぁ、つまりここが今のところ一番時間が掛るとかゆう♪

さて。ここまで出来たら袋状の襟を裏返し、
きちっと位置を決めてからほんぐけで縫い直していけばいいです。
たるまないように気を付けるのですよ~?
襟裾の角っこには、一分角の位置でバッテン留めをし、
襟角に出した糸を結んでから襟中に針を入れて引き出して隠します。

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裾、裾w

  posted by BAKU2 at 20:04:13 │EDIT
 長襦袢の裾は甘く見てはいけなかったです(爆笑)
なにしろね、はた目から見てる分には
多くても3回縫えば終わりに見えるのが実は6回ですw

ま、その前にちょこっと芯を作っておきましゃうw
紗モスという白い生地を輪にして2尺(つまり4尺)切りだして下さい。
で、布端手前から5寸4分でへらを打ち、折り目を入れて切断。

先ずは裾の芯になる部分。
5寸4分を9寸幅で6等分に折り、更に切断、後1枚ずつ軽く結んで置きます。
この結び方はあれです♪
浴衣の男帯の折り方で軽めに結んでおくと無駄な折り目が付かないぞ?

残った布は三つ襟芯などになります。
輪にしたまま横方向に折るのですが、
畳んだ状態で3分の2ぐらいに輪じゃない方を持ってきまっす。
そだね、大体8寸と輪の方が4寸ぐらいになると思うんだ。
で、輪じゃない方の端に揃えて先ず切断。
その後輪じゃない方の折り山を切断。
これで8寸ずつの同寸の布が5枚出来る計算~♪

で、今回僕が使うのは裾の芯1枚だけです(わはははは)

前回中裏で1回縫ってある裾にですね、裾の芯をしつけていきます。

あ、待ち針を止める時には必ず、縦の縫い線が真っ直ぐになるようにしたいので
絶対に最初にそこんとこ全部きっちり決めてからねw
つまり今回は3か所重なってる場所があるから必ずそこが優先。
その後、布両端を止めれば残りは中心に置いていく感じで置けるからw

そですね、強いて言えば見ごろ側に芯を沿わせ、きちっと止めながら山から1分で5分幅。
あ、芯が余ったら布端できりっと切り落として置いて下さい。
縫い代が重なっている部分で縫い幅を調整して
いつでも縫い代の両端が留めに掛るようにしてください。
留めと留めの間には微量のゆとりを入れつつたるみを入れずに。

終わりましたら表を上にして平らに。
縦の縫い線がある場所から順番に芯が一番下でまっ平らになるようにして
裾側から1分強のかぶせをしながら待ち針で留めます。
ここのしつけは布表に出る上、着る時には外してしまうので山から1分で ぞべ で5分幅。
縫い代の重なり部分、縦の縫い線の交わるところで
布を垂直に交差するバッテン留め。
ま、簡単に言うと表に出る ぽちっと の糸の向きが返し縫いになってる訳です。
んで、背中心を超えると縦の縫線の山の向きが逆になるから気をつけようw
やっぱりここでも留めと留めの間には微量のゆとりを入れつつたるみを入れずに。

出来あがったら当て布をしてからへらできちきち伸します。
伸すのとアイロンのかけ方は違うんだぞ~?
絶対前後左右に押したり引いたりしないで上から押すのが伸し。

んでは。見ごろ側からとも糸で5厘のかぶせでも一度山から1分で5分幅の一目落とし。
ただし、今回は布表に出る ぽちっと は1寸幅です。
だけど裏側には5分幅になってるんですよ、にょほほほほ♪
理由はですね、此処は何と布が7枚重なっているんです。
それをきっちりしつけで留めつつ、あんまり表に糸を出したくないから。
襟で隠れる部分は普通の縫いでいいんですが、他は変則的な一目落としになるのです。
前幅が今回は6寸5分。縫い代側に5分伸ばして置いて布端までは縫い。と考えましょう。
そして後幅はちょうど8寸ずつになっています。
そうすると、ちょうど1寸きざみに待ち針が置けますね?
...............................ま、慣れてきたら2寸刻みでいいんだそうですが(苦笑)
んじゃ、布端から最初の待ち針までを縫っちゃってください。
できれば着る時の裾裏ぴったりでとめてね?
そこから、布表1枚残しで山から1分で5分幅に糸をくぐらせ、
待ち針のところで布表に ぽちっと 。
そのまま裾裏まで針を通してきてまた ぽちっと 。
今度は裾裏側で布1枚残して5分幅に糸をくぐらせ、
裾裏まで針を通してきてまた ぽちっと 。
はい、この繰り返しですw
で、やっぱり縫い代の重なり部分、縦の縫い線の交わるところでは
布を垂直に交差するバッテン留め。
やっぱりここでも留めと留めの間には微量のゆとりを入れつつたるみを入れずに。

厚みがあるから大変なりよ~?
んで、背中心を超えると縦の縫線の山の向きがやっぱり逆になるから気をつけようw
あ、布の反対側の端もやっぱし襟に隠れる部分はちょうど逆の寸法のところからは縫いねw

さてwここまで出来たらやっとで見慣れた三つ折りの仕方になって参ります~。
が、直前にもうひと手間(おいおいおい)

裾の最終の山から3寸5分のくけ幅をずらっとへらを打ち、一旦くけ山分だけで待ち針を。
またしてもとも糸で山から1分で一目落としをしてください。
ほら、やっぱし綺麗に仕上げたいじゃないですか?
そしたらちょっとぐらいの手間は惜しんじゃいけませんです(笑)
この時に縫い代のたるみなんかを綺麗に収め、縦の縫い線を合わせておくとくけが楽なの。

で、これをいつもの三つ折りの状態に待ち針で止めるんです~。
で、3~4分幅のくけでおさめていくことになりまっすw

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袖はでけたぞ~♪次は裾ね♪

  posted by BAKU2 at 18:20:29 │EDIT
 前回までにきせ掛けて、二つに折って置きましたので、
今回は袖裾の縫い上げを終わらせてからまるみの方へ。
縫い線にあわせてへらでしるし、その上を細かく縫います。
とも糸2本どりで3回、縫い代側に互い違いになるように引き糸を縫いつけて置きます。
引き糸は丸みを折り返したときに使うので、裏側に長めに残して置きます。

もういちどまるみ用の型紙をきちっと合わせるですが、
きせの直線に合わせると自然に1分上がった位置になるですよ?
そのずれがそのまままるみのきせになります。
きせの直線の位置で布を折り返し、まちばりでしっかり型紙ごと台に留めます。
まるみの縫い線に近い方から引き糸をゆっくり絞り、ダーツが均等になるようにします。
型紙を奥に押しながら綺麗なまるみになるようにがんばろうw
縁からしっかりへらで押し、最終的にはダーツに重なりがないように押します。
ダーツ部分をとも糸でだぼつかないように軽く留め、
裾の角の方の縫い代もかがって納めて置きます。

さて。
此処まで縫って行くと、
最後に肩の袖口に縫いつけるところ以外、空いてるところはなくなります。
そこから手を入れ、しつけのしるしの付いていない方の裾の角を
きちんと持って表を出します。角出しも忘れない事。
きせが掛っている面がくるりと表に出て来ていたら成功です。
まるみの位置からていねいにきせのとおりに待ち針で留めて行き、
袖口側は内側が5厘出るように留めたら
袖口の縫いどまりから袖口の山を廻り、逆の袖口の縫いどまりを通って
まるみを経て袖付け側の裾までをしつけでくるっと留めて行きます。
まるみの入りっぱたと出口、すその角にはかがりを入れて置きましょう。

袖口の位置決めは袖山から6寸。
とも糸の2本どりで縫い線の真上を刺し、布の端で一度輪に結んで房にして留めて置きます。

-----------+-----------------+-------------
んじゃ、次。裾の直し行きまっすw
着る人のサイズに合わせて着っ丈(ぴたっと寸法)で仕上げるのですが
今回は打ち上げまでは解かない楽ちん方法いきますぜ?
今回の出来上がり寸法は3尺3寸5分です~。
襟の裾から5寸くらい、裾のくけぐるり、意識あての裾から3寸くらいを解きます。
背中心できちんと3尺3寸5分を計れば裾からの詰める長さが解ります。
身ごろを平らに台に置き、同寸で裾からへらで印を打っていきます。
あくまでも背中心の寸法が基本になりますから、
万一前身にずれがあった場合此処でまっすぐになるように調整します。
更に2分上がった位置にも
縫い線用に同じ平行線を打って置き、布裏にチャコで線を引きます。

先にへらを置いた位置が出来上がり線ですからそこで折りあげる事になります。
縫い代の重なっているところが一番ずれやすいのでそこから先に決めて行きます。
折山になる位置に待ち針を置き、中裏に折りあげるですが、
両脇線の縫い代の縦の直線と背中心の縦の直線と裾の縫い線がずれないように
何度もしっかり確認しましょ~w
此処で手を抜くと結局やり直しになるのでめんどくさがらずに頑張ってw
てろっと1枚だけのところなんかは
ヘラどうしで合わせるだけで自然にまっすぐになりまふよ?

この後、縫い線に沿って少し大きめの縫いで縫ってしまいます。
布が重なっているところは半返しの方がいいですよ~?綺麗で丈夫で楽だからw

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今日も縫いまくり

  posted by BAKU2 at 21:23:26 │EDIT
 今日は、振袖の袖の部分の続き~w

前回は袖付け側をぐるっと縫いましたが、今日はそのまま反対側の袖口側を。

袖山から5寸5分のところが基本の着物の袖付け位置ですが、
襦袢は内側に着るものなので少し控え気味に作るのでマイナス2分でへら。
更に5分下がった位置にもへらで印を入れて置きます。
裾の位置をきちっと合わせて待ち針で留め、袖付け位置にも待ち針。
ただし、裏側の布を5厘縫い代側に出します。
これ、縫ってるうちに意味が解るそうだけど、今は良く解らん(苦笑)
だってさっきしるし付けた5分下がった位置ではずらさないんだもん。

袖幅は9寸1分です。これを袖付け側の縫い目からきりきりへらで取って行きます。
裾側の布の端ぎりぎりまで付けて置いてくらさい。
そんで袖付けから裾までをきちっと2本に分けて縫ってしまいましょうw
表側のしつけのしるしの方へ袖付け側の縫い目に5厘のきせを掛けます。
そのまま布を手前に返してちょうど反対側にきせが掛るように袖口側にも5厘。

縫い残されている袖山側のぶぶんにはきせは要りません。
仕付け糸のしるしのない方の裾側から手を入れ、反対側の裾を内側に引き込み
袖が袖山を中心にした中裏になるように引き合わせましょう。
とも糸2本どりで袖口側の裾の縫いどまりにぴったりの留めをします。

てれんてれんの布地が4枚なので、面倒くさくても丁寧に。
縫いどまりから一針分袖側に入ったところから針を入れ、
中の2枚にはきせをかけた状態を保たせながら針を通過させます。
4枚目も縫い目から一針分降りたところに針を入れ、裾側に一掬い分だけ針を進めます。
そのまま中の2枚を通し、1枚目に戻すと普通の留めの状態に戻ります。
3回結び目を作って、3分くらいの糸を残して切るだけです。

袖付け側の留めはとも糸1本どりです。
通し方はほぼ同じですが、中2枚の時、きせを掛けていないほうを5厘ヤマに出し、
かつ、きせを掛けた方に針を入れるのを忘れずに。
普通に止めると糸が抜けてしまいやすいので、
4枚を2回通して抜ききったら糸玉を括りつけるように2回かがってから糸どめをします。
そのまま留めをくけ台に挟み、裾の位置をぴったり合わせ、とも糸で端まで縫います。

この時、
まるみ部分と袖付けに残っている縫っていない部分が
たるんでいないかどうかきちっと確認してから縫っちゃってください。

--------------------------------------------------------

途中、少し時間差があったので、アンサンブル用単衣の続きをちょこっと。
おくみを縫いつけた後のきせ部分がウールなだけにほぐれやすいので
きせが消えないうちにしつけで大きめに一目落としをして置きます。
(布地が厚いとき、逆に非常に薄い時にはしつけは面倒でもしておくと楽)

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振袖用の長襦袢(袷)

  posted by BAKU2 at 22:14:33 │EDIT
 2月からこっち、雑事やら家事やらでまともには通えていなかったのですが
4月になり、やっとで身辺が片付いたので和裁に行きました~ぃw

センセも随分心配して下さってたようで、2~3月分としてお渡しした月謝が
2~4月分として受け取っていただける事になりました。

さて。
今までのやりかけのアンサンブルはひとまず置いておくですよ?
今日からは振袖用の長襦袢の袖の直しと裾あげをやりまするw
袖で直すのは袖丈と袖幅とまるみの形状。
もともとのまるみは3寸用でしたが、着物の袖の丸みが2寸5分だったんだもんw
裾はかなり長いものを短くできるので、上げだけではなく裾の拵えの勉強も兼ねます。

んでは。
先ずは両袖の拵えを解きましょうw
今回の袖はかなり長いので、3尺1寸6分上がり、幅は9寸5分になります。

振袖用の長襦袢は、今までの襦袢と違って合わせになっていますから
くけをぐるりとはずし、脇もみやつぐらいまではほぐします。
そこから裏側の止めやら縫いやらを丁寧にほぐさないと外せませんw
勿論、布地には絶対にダメージを与えないように気をつけましょうw
袖が綺麗に外せたら、袖山を左に、丸みのある側を右手前に置き、しつけを解きます。
この後の布地の置き方は必ず同じようにして下さい。

ほぐした側の袖山から手を入れて裾をくるりと引き出します。
そこから改めて全ての糸を外して2枚の長い布の状態に戻します(両袖とも)
アイロンを掛けてから、あ、アイロンはポリだったら低温、絹だったら高温です。
中表に、裾の長さと幅をできるだけ合わせ、裾に待ち針を立てて固定してから
定規で袖山を軽く引いて揃え、布のたるみを直します。
(出来上がっている物を解くので、裾の微妙なずらしで微調整があるかもw)
更に、袖山の両はじは強く、まんなかは軽めに山をこてで伸します。

袖山から3尺1寸6分にへら。布幅の中で端も含めて均等に4か所押します。
手前から2分くらいの幅に縫い代を想定し、仮想線上で袖山に2寸6分戻ってへら。
最後に付けたヘラの位置から反対側のヘラの位置までを待ち針で均等に止め、
布の輪をぐるりと閉じる形に縫います。
ここで一番最初に縫われる部分が最後には袖口になります。


ふっふっふw
和裁自体がしばらくぶりだったのと、ほぐすのがあったのと、
縫いの距離自体が長いとゆう事で今回はここまでしかできませんでした~w
次回月曜日には袖幅にいきます~w

ふ~ぅ。
今年からは少しずつ和裁に行ける日を増やし、そのまま生活リズムにしていくつもりです。
夏ぐらいまでには僕だけでなく、伊織とぷ~ちのリズムにもなってくれるといいよなw

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きっと基本的には良く解らない人物です。






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