唐突に台詞の羅列が並び始め
ところどころの場面展開や切り代わりが画像になって夢に入り込み
なにかがぷつぷつと書かれるのを期待して生まれ出ようとしているのだけれど
全体図がまだ見えていないので書けずに居る状態
何度も何度も繰り返される台詞や場面が意識の表面ぎりぎりで呟く
わかってるよ、だからここに居るんじゃないか
今さらダメだなんて言うなよ?絶対言うなよ!?
上に行きたいと思って廊下を伝っていくと
何故か同じ階層に居るような気がしてしまうぐらい平らであった筈なのに
そのくせ何の気なしに切り立った窓の外を見ると
遥か下の方にあのタオルの窓が見えるのは何故だ?
向こうに続いている、見えているだけの世界への入口はどこなんだ?
もともとここが世界のすべてだなんて誰が決めた!
これは何のために呟かれ、何所に埋め込まれるための台詞なんだろう
そして延々と続いている窓の無い暗い色の壁の複雑な回廊の夢は
僕に何を期待して続いているんだろう 何かを思い出せと?
それとも全貌を見届けろと?
彼は今、自分が居ると思っている世界のどこかに何か不満が?
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ええ、まぁ、まだ見続けているんですよね、
変な増築アパートみたいな世界観の夢w
既にその夢の中の彼はもと居た自分の部屋に戻る事もできなくなりました。
遠すぎて曲がりくねりすぎて地図には書き込まれているのに戻れない。
時々すれ違ったりする他の人との会話に唆されるままに
襖やら障子やらを幾つも開きながら進んでいくのみです。
自分の部屋の窓らしきものから見た筈の俯瞰の地図は未だ出来あがって居ません。
それどころか地図には紙が四方八方に継ぎ足され広がっていくばかり。
行く手に在るのは廊下と壁、時折襖、障子。
歩くのに疲れて見上げれば中空回廊の様な渡り廊下と天井。
その中空回廊にも彼と同じように動く者の影が小さな明かりを持って居たりして。
それはまるで自分の記憶の中にインプットされている筈の何かを
ランダムに繋げて再生しながら会話で同調連鎖しているような不可思議な夢。
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