今日の和裁は裾の三つ折りぐけの続きから。
襟肩2寸5分、おくみ下がり6寸5分、褄下2尺5分の寸法を取り直し、カギ丈を算出。
布が重なっているところ2か所(斜線分と褄下のぎりぎり)×2枚にしつけ(太)
襟用の長尺からとも襟丈1尺1寸8分+ゆとりで1尺3寸を算出、切りだして置く。
万が一長さが足りない時にはとも襟を先に柄合わせで算出し、
残った長さを剥いで本襟を算出。
剥ぎは必ずとも襟の中に隠せる位置(この場合1尺3寸)に作ります。
残っている端切れをバイアス方向に熨し、補強布を作ります。
襟肩2寸5分×2倍プラス3分の長さに揃え、中心線を出しておき
山から3分でしつけ(太)をしておく。
襟肩の長さの位置にはへらで印をつけておく。
↑襟を縫い込む時に一緒に2分5厘で縫い込む事になります。
(出来あがりのきせの線から2分幅で綺麗に出ている状態になるように)
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着物ってやつは大体基本形が同じで、
ところどころしか違わないらしいですねw
その違いが大事なんだと思うんですが
間違えやすくなるんですわ~縫う方はw
ちなみにセンセは今 紗 という単衣ものを縫ってます。
裾の拵えの時に段差が見えてしまわないように
裾の縫い代の折り込みが太い三つ折り状態になってます。
先輩が縫って居るのが留袖用の長襦袢。
寸法どりの段階で細やかに確認とかチェックとかしておられます。
↑
下に着るものなので
それぞれの身体の寸法に合わないと着づらくなっちゃうからだそうです。
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